フランス人の男性はどんな恋愛をしているんだろうと気になったりしませんか。フランス人の若い男性は自由奔放に恋愛をしているというイメージなのですが、実際のところはどうなのでしょう。
今回は、実際にフランス・パリに住む20代の男性からイマドキの恋愛事情を教えてもらいました。
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20代フランス人のリアルな素顔
20歳学生の男の子で、両親は彼がまだ小さいころに別れたけれど、1週間交代でそれぞれの親の家に行っている。その両親の仲は良好ですが、それぞれに新しい恋人はいる。
その両親は結婚という形態を取らず、何もしない恋人同士のまま子供をもうけました。
フランス人のカップルについては、「フランス人の恋愛カップルの3つの選択肢|結婚も事実婚もなし!」をご覧ください。
という日本人から見るとやや複雑な家庭で育ちました。日本から見ると複雑ですが、フランスではごくごく当たり前の家庭です。
性格は社交的で明るいですが、ネットのゲームにハマっていて、週末はゲームをして過ごすことも多い。スマホも中学生のころからつかっていて、完全なスマホひとつで何でもできる世代です。
今まで彼女はいましたが、若い世代にありがちな軽い付き合いでの彼女です。
結婚はデメリットだらけ
そんな20歳の男の子のイマドキの恋愛観ですが、「結婚はしたくないけど、彼女はほしい」というものだそうです。
結婚はしたくない
恋愛観の前に出てきた発言が、「結婚したくない」でした。
自分の両親も結婚という形態を取っていないし、親戚にも結婚してないカップルは多い。だから、別に結婚という形式を取らなくてもいいのではないかと。
さらに、スマホで「結婚」「事実婚」についてサクッと調べたら、「結婚」のメリットが見当たらないし、それだったら「何もしない」か「事実婚」でもいいのではないかと判断したんだそうです。
スマホで何でも気軽に探せる世代の子供ですので、誰かの意見や経験談を聞く前に、さっとスマホで調べてメリット・デメリットだけで決めるんです。この若い世代の特徴はネットで調べて、スペックだけで物事の善し悪しを比較してしまうことです。
だから、結婚をしたくない、憧れもないと言っています。
日本でも同じように結婚願望のない若い人が増えているというニュースを目にしますが、フランスでも同じなのかもしれません。
ただ、ちょっと違うなぁと感じているのは、フランスの場合は「事実婚」「何もしない」カップルが多く、結婚している人自体が少ない点です。結婚しているカップルが少ないということは、憧れたり、メリットも少ないと感じてしまうのかなぁと。
そして、自分の親が結婚していないカップルだったら、子供はあえて結婚という形式を選ばないかもですね。
1999年に事実婚の法律ができたので、今の20代以下の若い世代の親には結婚していないカップルが多くなってきています。ですので、この男の子のように、結婚という形式を取っていないカップルから生まれた子供は結婚自体に憧れないのかもしれません。
でも恋愛はしたい
そんな結婚願望のない20歳の男の子ですが、彼女はほしいと思っています。恋愛はしたいんです。
まだ若いので、結婚と恋愛は一緒には考えていません。フランス人自体も結婚と恋愛は同じではないですが…。
そんなスマホ世代の彼女の探しかたは、もちろんスマホです。
学生だし、お金も十分に持っていないので、SNSなどで探しているんだそうです。もちろんパーティもあったりして、新しい出会いもありますが、主流はネットなんだそうです。
そんなスマホ世代の男の子が働きだしたら、きっと有料の恋愛サイトをつかうんだろうなぁと。調べ物もYouTubeもゲームも音楽もSNSもすべてスマホだけでできて、なんでもスマホでやるっていうのが普通なんですね。
だから、彼女探しもネットです。理由は効率が良いから。
パーティで会ったり、学校の女の子だと知り合って色々がんばらないといけないけど、ネットだとSNSやメールで気軽に連絡が取れるから難だそうです。気が合わなかったら、やめるのも簡単だし。
フランス人がつかっている出会いサイトはこちら。
親だって結婚したくない訳ではなかった
1999年に事実婚ができ、同時に何もしないカップルもいます。結婚するカップルは少なくなってきています。
実際にこの男の子の両親は何もしていないカップルです。結婚も何もしていなくても、社会的に子供には全く影響がありません。
ただ、彼の両親もはじめから結婚したくない訳ではなかったそうです。
1970年代くらいまでは、フランスも女性は結婚して家庭に入るのが一般的とされてきました。お母さんは家にいて、料理や家事をしてくれるという家庭で、彼らは育ちました。
ですので、彼らももちろん結婚に対しての憧れは強くありました。
彼らが大人になって恋愛して、子供を産み育てる適齢期になった頃(20代後半)に付き合っていた恋人と子どもをもうけます。まだ、結婚する覚悟や結婚する相手かどうかははっきり決められないけれど、とりあえず出産や子育ての適齢期ではあるので、子供を先に優先させます。
しかし、カップルは破局してしまいます。後で結婚しようと思っていたけれど、結婚する前に別れてしまったということです。彼らは結婚に対しての憧れはあり、決して、結婚したくないから結婚しなかった訳ではないのです。
皮肉なことに、結婚したかったけどできなかった両親から生まれた子供は、両親が結婚してないから結婚しなくてもいいっていう価値観を持ってしまいました。
というのが、フランスに事実婚ができた弊害かなって個人的には思っています。
結婚がめんどくさくてメリットがないものって考えてて、さらに自分の親や親戚が結婚していなかったら、当然子供は結婚には興味をもたないですよね。
まぁフランスは結婚しなくても全く問題のない国なので、それでかまわないですが。
フランスは日本とは少しちがう結婚観の違いです。
この20歳の男の子もまだ若いので、本当に好きな女の子ができたら結婚したいっていう気持ちが生まれるのかもしれません。まだ20歳ですし、本気の恋愛も未経験ですしね。

フランス人男性との出会いってどうやって見つければいいか…。日本で普通に生活しているとなかなか出会うことはできませんよね。
ただ、ネットを使うと簡単に見つけることができます。
ネットでの出会いといっても様々なサイトがあり、中には遊び目的のあやしいサイトもあったりします。
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