今、私は結婚してフランスに住んでいます。フランスでも仕事をしようと探している最中です。
外国で仕事を探すとすると、企業就職が最も難関だったりします(国による)。また、自分の学歴や職歴に沿った就職が難しいこともあります。
そんなときに、本当に自分は何がしたくて、なにができるのかと自分を見つめ直すことが大切なのかなと思っています。
今回は、外国で日本人が現地に住みながら、外国語を使ってできる仕事の可能性を挙げてみました。参考になれば幸いです。
同じような状況の方がいらっしゃいましたら、私と一緒に考えていきたいと思います。
ちなみに、条件としては
- 働けるビザを持っている
- 語学力はある程度はある
っていうことを前提としてます。(それに当たらないのもある)
Contents
海外で就職する
まずは、現地で就職をするという方法です。
最初に思いつくのが会社に就職するということですが、どんな方法があるのかを可能性をさぐってみました。
企業に就職
現地の企業や会社に就職するという方法です。フランスに住んでいたら、フランスの企業に就職するということです。
現地の企業だと大企業から小さな企業までたくさんあるので、仕事の幅もあり自分のやりたい仕事も見つかりそうです。
ただ、仕事に支障がないネイティヴ程度の語学力は大前提で、国によっては学歴や職歴も日本のものが適用できないことも多いので、なかなか思い通りの就職先は見つけづらいかなぁっていう印象です(今のところ)。
ですので、現地の学校や大学に通って資格や学位を取得してから就職するのが一般的です。現地の資格や学位なしに就職するのはとても難しそう。
また、収入は現地の物価や給与水準や学歴や仕事内容によってバラつきがありますが、学歴がよくない限り日本よりも給与は少ないようです。
なんだかんだで、現地の企業に就職するのが一番難易度が高そうな気がしています。
日本企業に就職
海外に進出している企業に就職する方法です。現地採用ですね。
日本企業に就職している人は国を問わず私の周りにも多くいます。旦那さんの海外転勤が決まったと同時に転職エージェントに登録したら、うまく現地の企業に採用してもらえたという話もよく聞きます。
パリやロンドン、ニューヨーク、香港などの世界的な大都市には必ず日本企業が進出していますし、中規模の都市にも多くあります。
現地の企業ではないので、会話も日本語や英語をつかうことが多いです。
収入は日本企業の現地採用なので、求人情報を見る限りかなり良さそうです。
就職先を見つけるのはタイミングもあるので、一応エージェントに登録して日々チェックしておきましょう。タイミング次第では運良く見つかる可能性もありそうです。
つぎは、技術や経験がある方のための就職先の案です。
寿司職人
今や海外のどの街にも必ず寿司レストランがあるほど知名度が上がっています。もちろんフランスでも人気で、中国人が中華料理をやめて寿司レストランにしているほど(商売上手)。
寿司をつくっているのは外国人だったりするし、そんなにおいしくないんですよね。だからこそ本物の寿司を握れる職人を必要としているんじゃないかなって思っています。経営側もお客さんも。
だから、日本人の寿司職人はどこに行っても需要があり、引く手数多なのではないでしょうか。働き先を見つけるのは簡単です。
日本で寿司職人を育てるプログラムもあるくらいです。
料理が得意だったり、料理人だった方に適している仕事です。
料理人・パティシエ・パン職人
料理や菓子やパンを作れる職人さんの需要も海外ではとても高いです。フランスにもフランス料理や菓子を作る料理人やパティシエの方がたくさん働いています。
日本人の作る料理やお菓子、パンは世界的に見てもかなりレベルが高くおいしい、そしてきっちりと丁寧に仕事をすると評判です。(先人の方々に感謝ですね)
なので、技術と経験さえあれば、レストランに就職することはさほど難しくないです。
語学力は日常会話と専門用語のレベルが必要です。
手に職を持っていると海外ではとても強そうです。
WEB関係の仕事
WEB作成、WEBデザイナー、プログラマー、アプリ開発、…WEB関係の仕事は数多くあります。
その技術を身につけて仕事に繋げると方法で、現地のWEB関係の会社に就職するか、自営業でもやっていけそうです。
ちなみに、フランスでは正社員で就職したけど、完全に在宅でプログラマーの仕事をしている人もいます。会社員でしっかり保証はされているけど、自営業みたいな自由な働きかたができます。
まずは、学校やスクールで技術を身につけて、就職先をさがすかフリーで仕事を探すかですね。現地だけでなく、日本の企業相手に仕事ができる可能性もあるかなと。
日々技術は進化していくから勉強するのはたいへんかもしれないけど、今からの時代にはきっと使える技術だから持っておいても損はないかなと。
日本語教師
日本語教師はとくに資格がなくても日本語が話せて教えることができれば、できる仕事です。
フランスでも日本語教師として仕事をしている人はかなりいます。日本語学校の先生だったり、高校の第二外国語の教師だったりしています。
日本人であることを最大に活かせる仕事だと思うし、日本語は人気なので今後も需要は高そうです。
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続いて、技術や経験がなくてもできそうな仕事。
飲食店の接客業
飲食店の接客業はそんなにハードルは高くないし、ある程度の語学力があれば採用されそうです。
とくに、日本食レストランでは日本人のほうが好まれます。
ただ、高級レストランでは高い技術や知識が必要なので難しそうです。
飲食店の販売員
パン屋さんやお菓子屋さん、サンドイッチ屋さんなどの販売員です。これらでは資格なしに働くことができますし、語学力もさほど高くなくてかまいません。
ベビーシッター
外国ではベビーシッターの仕事も日本より多くあります。親が共働きの家庭も多いし、親が出かけるときにはベビーシッターに見てもらうというのが普通のようです。
ベビーシッターを派遣する会社に登録して働いたり、個人の求人広告で応募するという方法があります。
自営業で働く
就職するという方法以外にも自分で仕事を作る、フリーランス、開業するという方法もあります。
通訳
主に、現地に訪れる観光客に観光ガイドをしたり、仕事で訪れた方に通訳する仕事です。観光地やレストラン、買い付けや展示会に同行しながらガイドとともに通訳をすることも求めらることがあります。
非常に高い語学力は必要となりますし、国によっては観光ガイドになるためには資格が必要な場合もあります。
海外に住みはじめたばかりや語学力が低い場合には難しいですが、これから語学力を鍛えて現地の観光や仕事について知識を深めていけば、できる可能性のある仕事です。
翻訳
翻訳と言っても小説などの「文芸翻訳」、企業や研究者が利用するための「実務翻訳」、映画などの映像の「映像翻訳」などの種類があります。
翻訳家になるためには資格は必要ありませんが、高い語学力はもちろん必要で、さらにはそれぞれの翻訳に適した専門知識も必要です。そのため、学校やスクールに通うのが最適です。
特に、海外に住んでいるからできる仕事ではありませんが、語学力を活かせる仕事であります。
翻訳の仕事をするには翻訳会社に登録して、そこから仕事を得ることになります。今では、クラウドソーシングで翻訳を募集している企業なども多く見られます。
教室開講
自分の得意なことを現地の人や現地に住む日本人に教える仕事です。
例えば、「和食」「家庭料理」「和菓子」「日本酒」「寿司」「折り紙」「書道」「日本語」など日本人だからこそのものや自分が得意なものなど。
外国の各都市には日本人会や日本との交流会などのアソシエーションがあるので、そこで教室を開いたりすることもできます。ただ、すでに滞在ウン十年の方が教室をしていることは多いですが…。
また、個人でアナウンスをスーパーなどに貼らせてもらって、自宅で教室を開くという方法もあります。
日本に興味のある方も多いし、得意なことがあればそれを仕事にするのもありです。
日本食レストラン開業
かなりハードルは上がりますが、日本食レストランで開業するという手もあります。
今や日本食は外国では定着している感じがあります。ただ、中国人やアジア系の経営者が多く、本物の日本食を食べれるレストランはまだまだ少ない印象です。
日本を旅行する外国人は増えてきたし、現地でも本物の日本料理を食べたいっていう人も多いのではと思っています。
だからこそ、日本食レストランのニーズは高いです。
開業資金は要りますし、ハードルは高いですがやる気のある方におすすめです。
ライター
ライターとは、雑誌や本やWEBなどの媒体に掲載される記事を書く仕事です。
海外に住んでいるということは特に関係ないし、語学力も必要ありません。海外に住んでいてもできる仕事といえます。
クラウドソーシングなどでかなり盛んにライターの仕事が募集されているので、気軽にできるのですが、記事を仕上げることは技術も文章力も必要とされる仕事です。
ただ、クラウドソーシングではじめてみて、文章を書くことに向いていたら続けていくといいと思います。まずはやってみて、自分に向いているかどうかを確認します。
ライターとしての仕事が軌道に乗れば、在宅でできて、自分で時間は調整できるし、働きやすい環境ではないでしょうか。
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
ブロガー
ブロガーも今流行の仕事のひとつですね。ブロガーとは自分の興味のあることや趣味、詳しいことなどに関するサイトを作り、そこに載せた広告から収入を得る人のことです。
収入は作るコンテンツや訪問者の数などにより0円から1億円以上の人がいます。
日本に住んでいてもできますが、海外に住んでいる人は、その街や生活に関することなどを記事にできるというメリットがあります。
ユーチューバー
ユーチューバーとはYouTubeに動画をアップして、その広告で収入を得ている人のことです。
こちらも今流行の仕事のひとつで、海外に住んでいることが強みになります。韓国やインド、アメリカなどを拠点に動画をアップして有名になっているユーチューバーさんがたくさんいらっしゃいます。
現地の食べものを紹介したり、料理レシピを紹介したり、観光案内したり、外国語を教えたり…様々な可能性がありそうです。
自分の好きなことや興味のあることがある方におすすめです。あと人前に出るのが平気って言う人にも。
以上、海外で働ける仕事17選でした。
今、実際に私が海外(フランス)に住んでいて、自分が海外に住んでできることはなんだろうかというところからこの記事を書きました。
就職するにしても自営業をするにしても大切なのは「自分の個性」は何かということ。
自分の学歴や職歴、知識のあることや好きなことから、自分は何ができるのかということをはっきりさせること。
「日本人」×「現地」×「外国語」×「個性(なにができるか)」=海外での仕事

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