悲しいお知らせ。フランス人夫の知人の夫婦が離婚するんです。
仲良しにしてたじゃん、手つないで歩いてたじゃんって思ってたのに…。まさかまさか離婚するなんて寝耳に水。
そんな結婚してちょうど20年のフランス人夫婦が離婚します。
うちの夫はその夫婦の旦那さんのほうと近い関係なので、いろいろと離婚のことを聞くことができました。
離婚率の高いと言われているフランスの離婚ってどういう感じなのか。正直なところ、興味がないワケでない(悪
フランス人の離婚ってどんな感じで進んでいくのか、周りの人の気持ちは?、家族の気持ちは?っていうことをお伝えしていきたいと思います。
リアルな話なので、こんなに公開して申し訳ないと思いつつ…、でも日本語分からないからまぁいいかっ。
Contents
どんな夫婦?
どんな夫婦なのかっていうと、今年結婚20年を迎えた夫婦です。
奥さんのほうは20歳のころに結婚したので今年40歳です。結婚してちょっとして子供が生まれて、現在は高校生と大学生。
旦那さんは結婚する少し前に一軒家を建てていました。
奥さんも旦那さんもお互いの両親や家族ともとても仲良かったようです。特に奥さんと義母はかなり信頼し合って仲良しでした。さらに、交友関係も幅広く、女友達もたくさんいる社交的なタイプです。
旦那さんは自営業で収入が多かったこともあり、奥さんは少しだけ働いていたこともありましたが、専業主婦でした。
田舎の小さな町に住んでいて、近所の人たちとも仲良しでした。
仲良くて手をつないで歩いているし、バカンスにはふたりで旅行していたのに。てっきり仲良いと思ってて、結婚して20年でもこんなにラブラブだったらいいよねって。
離婚するまでのながい道のり
仲良しだと思っていたけれど、じつは5年前から徐々に関係が冷めていっていたそうです。
奥さんのほうからの愛情がなくなっていったそうです。
旦那さんは自営業だったこともあり、いつもクライアントと電話をしていたり、決まった仕事時間がなく不規則で、すれ違いの生活も多かったそうです。さらに、家事を手伝わないことも多くて、その辺りに不満がありました。
そして、奥さんは10代後半に旦那さんと出会い、20歳で結婚したので、若い頃から今まではいつも旦那さんと一緒。若い頃って友達と夜遅くまで遊んだり、旅行に行ったり、好きなことをしたりして過ごしたいはずですが、結婚してるのでさすがにそんなことはできませんでした。
若い頃にやりたいことがやれなかったこともあり、次第に自由になりたいなぁとも思いはじめたんだそうです。若い頃にやれなかったことをやりたいなと。
一方の旦那さんのほうは全く愛情は冷めていませんでした。むしろ、ものすごく愛していました。
その頃はお互いにまだなんとか愛情を取り戻せるって考えていて、旅行に行ったり、キッチンをリフォームしたり、友人を招待してパーティしたりと努力はしていたそうです。子供もまだ小さかったし、離婚ということは考えていませんでした。
そして、1年くらい前から子ども2人が家を出ることになりました。上の子は大学生になり少し遠くの町で一人暮らしをはじめ、下の子は高校の寮にはいることになりました。
この頃から奥さんは、正社員として働くために資格を取りはじめます。
久しぶりに夫婦ふたりだけの生活が始まったんですが、旦那さんの仕事が不規則で家にいることも多く、かといって家事を手伝ってくれる訳でもなくまかせっぱなし。
子供でないのに世話をしないといけない大人と一緒に住むのイヤだわっていう思いが爆発して、奥さんは家を出ます。離婚を突きつけました。
近くの町にマンションを借りて住みはじめました。
翌週には子供に離婚することを伝えました。
離婚を成立させるために弁護士を立てました。これから離婚協議が始まります。
ちなみに、離婚はまだ成立していないです。途中でブログに書いちゃいました(笑
財産は半分こ
フランスで離婚する際には弁護士を立てます。お互い離婚に同意していたとしても弁護士を立て、離婚するのに最低でも4ヶ月はかかるんだそうです。
主に、財産分与と子供についての話し合いが行われます。
離婚すると、基本的に貯金と家などの不動産などが半分に分けられます。
このカップルの場合、たとえ旦那さんが結婚前に建てた家でも半分、専業主婦だとしても旦那さんの貯金は半分に分けられるんだそうです。
この離婚で奥さんは数千万円くらい受け取れる予定です。
そのほかにも子供の権利などを弁護士を通して話し合います。子供はもう大きいのでそんなに決めごとは多くありませんでした。
弁護士を立ててからはお互いあまり会わずに、離婚が進んでいきます。
家族は?お母さんは泣いちゃうよね
その旦那さんは私の夫の親友ということもあり、夫婦仲が悪くなっていっていることや離婚することなどは頻繁に相談していたそうです。
なのですが、その旦那さんの両親には相談していませんでした。
で、何を思ったか両親への告白は、兄弟や親友を呼んだバーベキューパーティで告白することに。しかも、奥さんが家を出て2ヶ月以上立っています。
当日、その息子夫婦の家に行ったものの奥さんがいないことに驚き、問いつめられ、離婚を告白…。
そして、お母さん、泣く…。
そりゃそうだ。
兄弟や友人が必死になぐさめて、なんとかその場はおさまるものの、その日の夜はお母さんは眠れなかったそうです。
お母さんが悲しんでいたのは、息子と子供の食事や健康のこと。奥さんがいなくて、食事はどうしているの?ちゃんと食べてる?ってこと。
この辺は日本と同じですね。
ちなみに、その兄弟や友人たちは離婚経験がある人が多くって(笑)、「離婚した時は悲しかったけれど、今は幸せ。だから、きっとこれから幸せになる」って励ましていました。
やっぱりフランスでも離婚は悲しいんです。
でも、ちょっと気持ちが落ち着いたら、財産分与を心配してた(笑)。結婚前に建てた家も半分持ってかれるのーって怒ってた。
夫はどうしてるの?
旦那さんのほうは奥さんをむちゃくちゃ愛していたので、この離婚にはかなりショックでした。この5年間関係を修復するために、色々と努力していたそうです。
奥さんが出て行ったときには本当に落ち込んで、見ていれなかったそうです。昼も夜も週末もひとりでいるのは辛すぎて、うちの夫を呼び出してランチしたり、電話してたんだそうな。
夫が言うには、もう自殺するんじゃないかと思ったそうな。
もう本当に離婚って辛いんだって、私も心が痛んでた。
と、周りから心配されまくっていたこの旦那さんですが、1ヶ月半経ったら、
出会いサイトに登録してた…(?)
夜も週末も田舎の家でこもっていてもしょうがない、ただ悲しんでいるだけの人生はダメだ、外に出なければと奮起し、
週末にはバーやクラブに繰り出した…。
フランスはカップル文化っていうこともあって、カップルでないとレストランにも行きにくいし、週末に何もすることないっていうことがあります。女子同士だと楽しいことはいっぱいできるんですけど、男同士ってなかなかない。
いい大人だと、独身でいつでも遊んでくれる友達ってなかなかいない。
彼女をつくって人生を豊かにすると意気込んでる。
彼女を見つけるため、離婚のイヤなことを紛らわせるために、毎週末楽しく遊んでいます。彼も結婚している間は、夜遅くまで遊んだり、男友達と派手に遊ぶことはなかったし、結構楽しんでいるみたい。
そして、今ではまだ本気の彼女ではないけど、ガールフレンドができました(爆
まだ、離婚は成立していません。
妻はどうしているの?
離婚したかった奥さんのほうは、資格を取って仕事を見つけました。
おそらく、離婚するかもしれないことを前提として、資格や仕事をはじめたんだと思います。離婚したら自分で生活していかないといけないしね。
ただ、旦那さんからの財産分与で数千万円は入ってくる予定なんですねどね。
さらに、亡くなった父親からマンション4戸分の遺産が入ってくるそうな。
仕事はじめなくてもよくない?って言うくらいに金銭面では潤っているみたい。
イライラする夫と離れて、子供は自分の子供であることは変わらないし、友達と遊んだり好きなことして、豊かな生活を送っているそうな。
ま、家で火事を何もしない夫って要らないよねーって、わたしは彼女にも共感してる。
っていう感じで、まだ今も進行中のフランスの離婚協議でした。参考になる方は参考にしてください。

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